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ベッド・マットレスの捨て方 — 解体と搬出のリアル

結論から言うと、マットレスの捨てにくさは「スプリングが入っているかどうか」で決まります。出し方は自治体の粗大ごみ・自分で小さくする・回収業者に頼むの3ルートで、最後の関門は部屋から出せるかどうかです。

この記事の要点
  • スプリング入りは家庭での解体が難しい。中身がどちらかで選べるルートが変わる
  • 高松市では、マットレスは臨時・粗大ごみの扱いで、ごみステーションには出せない。スプリング入りも市の粗大ごみで出せる
  • 高松市の手数料は、バネのないもの(厚手)が510円、スプリングなど金属の補強が入ったものが2,040円

家具の中で「捨てるのがいちばん厄介なもの」は何だと思いますか。タンス、食器棚、ソファ——どれも手強いですが、片付けの現場で意外と最後まで残りがちなのがベッドとマットレスです。大きくて、重くて、おまけに分解しにくい。三拍子そろった、なかなかの難敵なんです。

なぜマットレスは、こんなに捨てにくいのか

まず、敵の正体を知るところから。マットレスが厄介な理由は、大きく3つあります。

ひとつめは大きさ。シングルでも幅1メートル前後、長さは2メートル近くあります。畳めば小さくなる布団と違って、マットレスは基本的に折り曲げられません。廊下の角を曲がれず、玄関でつかえる——そんな場面がよく起きます。

ふたつめは重さ。種類にもよりますが、ダブルサイズになると20〜30キロ近くになるものもあります。ひとりで持ち上げて、階段を下ろして、車に積む。考えただけで腰が心配になりますね。

そして三つめが、いちばんの曲者である中身の構造です。マットレスの多くには、内部に金属のバネ(スプリング)が詰まっています。これが分解を難しくしている張本人なんです。

「スプリングの有無」で、難しさはガラッと変わる

実は、ひとくちにマットレスといっても、捨てやすさは中身でまるで違います。ポイントはバネが入っているかどうか。

金属バネの入ったタイプ(コイルマットレスなどと呼ばれます)は、外側こそ布やウレタンですが、中は頑丈なスプリングの塊です。家庭用のハサミやカッターでは歯が立たず、無理に切ろうとすると跳ね返ったバネで思わぬケガをすることもあります。これは正直、家庭での分解はかなり骨が折れます。

一方、バネのないタイプ(ウレタンや高反発フォームなど)は中身がスポンジ状なので、比較的扱いやすい。とはいえ大きさと重さは相変わらずなので、「軽くなった」わけではありません。

つまり、捨て方を考える前に「うちのマットレス、バネは入ってる?」を確かめておくと、その後の段取りがぐっと立てやすくなります。製品の表示やメーカー情報で確認できることが多いです。

マットレスの捨て方は、おおむね3ルート

では具体的な手放し方を見ていきましょう。大きく3つの道があります。

ルート① 自治体の粗大ゴミに出す

いちばん費用を抑えられるのが、市町村の粗大ゴミです。事前に申し込んで処理シールを貼り、指定日に出す流れになります。料金は自治体によって違い、高松市の場合はバネのないもの(厚手)が510円、スプリングなど金属の補強が入ったものが2,040円です(薄手・三つ折りのものは3枚まで510円)。

高松市の場合、マットレスは「臨時・粗大ごみ」の扱いで、ごみステーションには出せません。流れとしては、高松市粗大ごみ受付センター(087-834-0366/平日9時〜16時)に電話かインターネットで申し込み、スーパーやコンビニで「臨時・粗大ごみ処理シール」を買い、受付番号を書いて貼り、決められた収集日に出す——という段取りです。手数料の金額は申し込みのときに確認できます。

ひとつ覚えておきたいのは、高松市ではスプリング入りのマットレスも粗大ごみとして出せることです。ただし手数料は、バネのないもの(510円)の4倍の2,040円になります。大きさや重さによっては料金表と異なる場合があるので、金額は申し込みのときに確認し、最新の内容は高松市の公式サイトや窓口で確かめてみてください。

もうひとつ注意したいのは、ここでも収集場所までは自分で運び出す必要があること。マットレスの「大きい・重い」が、最後の最後に立ちはだかります。

ルート② 自分で解体して、ゴミ袋サイズにする

「粗大ゴミの料金もかけたくない」という方が考えるのが、自力での解体です。小さく切って燃えるゴミ・燃えないゴミとして出せれば、費用は抑えられます。

ただし、これはおすすめできる人とそうでない人がはっきり分かれます。バネのないウレタン製なら、よく切れる刃物で根気よく切り分ければ不可能ではありません。ただ、高松市のごみ分別一覧では、マットレスは量や素材によって破砕ごみか臨時・粗大ごみに分かれるとされています。切ったあとの出し方は、作業の前に粗大ごみ受付センターで確かめておくと確実です。作業のときはカビやホコリが舞いやすいので、屋外や換気のよい場所で、マスクと軍手を着けて進めるのが安心です。

一方バネ入りは、前述のとおりケガのリスクが高く、金属とそれ以外の分別も手間です。金切りばさみでコイルを切り分ける作業は重労働で、跳ねた針金で手を切ることもあります。無理は禁物——「できそうにない」と感じたら、潔く別の方法に切り替えるのが正解です。

解体する場合も、何センチまで小さくすればよいか、切ったものを何ゴミで出すかといった分別ルールは自治体ごとに違うので、事前確認をお忘れなく。

ルート③ 回収業者にまとめて頼む

「バネ入りで解体できない」「重くて運べない」「ベッドフレームも一緒に片付けたい」——そんなときは、回収業者にまとめて依頼するのが現実的です。搬出から運搬まで任せられるので、腰にもやさしい。

ベッドはマットレスとフレームのセットで出てくることが多く、フレームも木製・金属製とかさばります。両方まとめて引き取ってもらえるのは、業者ならではの強みです。依頼する際は、ご家庭の不用品を運べる一般廃棄物収集運搬業の許可があるか、見積もりの内訳が先に出るかを確認しておくと安心です。仏壇やピアノ、金庫といった重くて運びにくい大物も同じ考え方で片付けられます。

見落としがちな最大の関門 — 「搬出経路」

どのルートを選ぶにしても、最後にもうひとつ確かめてほしいことがあります。それは「どうやって部屋から外まで出すか」です。

マットレスは折り曲げられないぶん、運び出しが立体パズルのようになります。よくつまずくのが、こんなポイントです。

「処分方法は決めたのに、そもそも部屋から出せなかった」というのは、実際によくある話です。搬入したときと同じ経路で、必ず出せるとは限らない——ベッドを買ったあとに廊下に棚を置いた、なんてこともありますからね。料金の比較と同じくらい、運び出せるかどうかを先に見ておくと失敗がありません。

よくある質問

スプリングマットレスは高松市の粗大ごみで出せますか?

出せます。高松市の臨時・粗大ごみの料金表には「マットレス スプリング等金属補強あり」の欄があり、手数料は2,040円です。バネのないもの(厚手)の510円より高くなるので、高松市粗大ごみ受付センター(087-834-0366)に申し込むときにバネ入りであることを伝え、金額を確かめておきましょう。

マットレスは自分で解体できますか?

中身によります。ウレタンなどバネのないタイプなら、よく切れる刃物で小さく切ることはできます。高松市では量や素材によって破砕ごみか臨時・粗大ごみに分かれるので、切ったあとの出し方は受付センターで確かめてください。ただしバネ入りは話が別で、金属を切る作業はケガのリスクが高く、分別の手間もかかります。やってみて「これは厳しい」と感じたら、迷わず手を止めてください。けがをしてからでは元も子もありません。

重くて部屋から運び出せません。どうすればいいですか?

無理にひとりで動かそうとしないことが第一です。マットレスは折り曲げられないため、階段や玄関でつかえて立ち往生しがちです。ご家族と二人がかりで運ぶ、あるいは搬出から任せられる回収業者に頼むのが安全です。とくに2階からの運び下ろしや、ベッドフレームも一緒に片付けたい場合は、まとめて引き取ってもらえる業者が現実的です。

まとめ — 「中身」と「経路」を先に確かめる

ベッド・マットレスの処分は、ポイントを押さえれば怖くありません。

マットレスを手放すコツは、いきなり方法を決めるのではなく、まず「バネは入っているか」「部屋からどう出すか」の2つを確かめること。この順番で考えれば、自分に合ったルートが自然と見えてきます。重さと大きさに無理して立ち向かわず、難しいと感じたら頼れる手を借りる——それがいちばん安全で、結局はいちばん早道です。

なお、自治体に出すか業者に頼むかの選び方は、高松市の粗大ゴミと回収業者の比較の記事で詳しく整理しています。あわせてどうぞ。

このコラムは、高松市で不用品回収・住まいの整理をお手伝いしている「まるはち 住まいの整理便」がお届けしました。解体できないマットレスや運び出しの難しいベッドでお困りのときは、不用品回収・大型家具処分のページもどうぞ。

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この記事について
本コラムは「まるはち 住まいの整理便」(丸八商工株式会社・昭和28年創業)が運営しています。不用品の処分は一般廃棄物収集運搬業 高松市 許可第21号のグループ会社(株式会社丸八エコビジネス)が適正に行います。ISMS(ISO/IEC 27001)認証・プライバシーマーク取得。内容は公開時点の情報に基づきます。

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